ふくらはぎがだるい・痛いのは下肢静脈瘤の初期症状の可能性も
ふくらはぎのだるさ、あるいは痛みがある場合には、下肢静脈瘤の初期症状を疑う必要があります。下肢静脈瘤によって足に血液がたまることで引き起こされる症状です。
立ち仕事や長距離の歩行をしたわけではないのにだるさがある、筋肉痛ではない痛みがある場合には、お早目に当院にご相談ください。
その他の初期症状
- 足がむくむ・むくみ、しびれがひどい
- 足がだるい・疲れやすい
- 足・ふくらはぎがつりやすい・こむら返り
その他の症状
- 足の血管が透けて見える・浮いて見える
- 血管が浮き出てコブができている・ボコボコしている
- 足が変色している・皮膚が炎症を起こしている
ふくらはぎがだるい・痛い場合の検査
問診、触診を行った上で、超音波検査を行い、診断します。
超音波検査では、主にあしの付け根からあし全体を丁寧に観察します。痛みやレントゲン被曝はありません。すぐに軽症・中等症・重症の診断ができます。
ふくらはぎがだるい・痛い場合の治療
ふくらはぎのだるさ・痛みの原因が下肢静脈瘤にあった場合には、その重症度に応じた治療を行います。
主に、以下のような治療を行います。
当院では、日帰りでのレーザー治療や最新のグルー治療もおこなっています。
重症の場合:レーザー治療 (本幹+側枝)
中等症:レーザー治療 (本幹) /グルー治療
軽症:圧迫療法(弾性ストッキング)、硬化療法
※逆流の程度が重症であるにもかかわらず硬化療法を行った場合、一時的に改善したように見えても、その後再発・悪化します。