超音波(エコー)検査で静脈弁の逆流の程度を把握し、患者様お一人お一人に最適な治療方法をご提案し、ご相談させていただきます。
当院では、日帰りでのレーザー治療や最新のグルー治療もおこなっています。
- 重症:レーザー治療 (本幹+側枝)
- 中等症:レーザー治療 (本幹)/グルー治療
- 軽症:圧迫療法(弾性ストッキング)、硬化療法
***重症な逆流を治療せずに、硬化療法等を行えば、一時的に 改善したように見えても、必ず再発・悪化します。***
レーザー治療 | 血管内レーザー焼灼術:局所麻酔(+静脈麻酔)、逆流防止弁が壊れ、悪さばかりしている静脈の中にレーザーのファイバーをいれ、レーザー光線の熱によって、静脈を内側から焼き潰します。焼き潰れた静脈は徐々に縮小・吸収されるため、ストリッピング手術のように、静脈を抜き去る必要はありません。抜き去ることで起こる合併症を少なくできます。傷は針穴だけです。
レーザー治療は日帰りで行います。日帰りレーザー治療(手術)のメリットや術前・術後の注意点に関する詳細はこちらをご覧ください。 |
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微小切開静脈瘤切除 (Stab Avulsion) |
局所麻酔、数ミリの傷から専用のフックを入れ、ボコボコの瘤を取り去ります。 |
硬化療法 | 硬化剤というお薬を注射し、ガーゼで圧迫します。治療後注射部位にしこりと色素沈着が起こり、3ヶ月から1.5年をかけてゆっくり直ります。 |
圧迫療法 (弾性ストッキング) |
昼間、お仕事中に着用します。夜間は必要ありません。 脚を圧迫することで、逆流して起こる血液のたまりを予防・軽減します。圧迫する力は足首がもっとも強く、上にいくほど低くなる構造(減圧圧迫)のストッキングが必要です。これにより筋肉ポンプ作用を補助します。 弾性ストッキングに関する詳細はこちらをご覧ください。 |